
GREETING
代表挨拶
「日本のホテル・旅館を元気にする」
~プロパティの高パフォーマンス化を実現~
弊社が産声をあげたのが2020年8月。世の中はコロナ禍のまっただ中でした。恐らく戦後以降において最も先の見通せない時代、あえてアフターコロナの業界の活性化の一助となればとの思いから創業に至っております。今コロナ禍が明け、インバウンドにより日本の宿泊業は空前の追い風へと、急速に市場環境が変わりました。日本政府が「観光立国」を宣言してその成果が,コロナ禍を挟みながらも大きく実を結んだ時代と言えるでしょう。
しかしながらホテル・宿泊業界はコロナに限らず時代の波にさらされてきました。バブル崩壊はもとよりITバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災などのアゲインストな時代を何度も経験しています。今後市況・景気の波にいつさらされるかもしれません。そのためには今のブームに浮かれすぎず、しっかりとしたビジネスモデルとして確立した施設にすることが非常に大切であることは変わらない事実であると思っています。
一概に「ホテル業」と言っても、その守備範囲は多岐に渡ります。ホテル・旅館は土地と建物という不動産であり、不動産ビジネスモデルの実現は必須です。運営面での収益を上げるビジネスモデルの構築と、それを日々遂行していくスキルも多岐に渡ります。接客や清掃、調理などの目に見える最前線はもちろん、売上を最大化するマーケティング手法なども必須です。そしてこのビジネスモデルは本来一気通貫してデザインされ、実行される必要があると考えていますが、それができる会社・人材はまだまだ少ないと考えています。そしてそれを提供していくことが弊社の使命として考えています。
全世界的に見ても観光業は成長市場であり、東南アジアやBRICs、中東、そしてアフリカや中南米など全世界的な経済成長の波がそれを後押しし、海外旅行に行く人も全世界的に大きく伸びています。その中で全世界的に日本のリソース(自然/文化/食/etc…)が非常に高く評価受けています。大きな業界の構造として、今後もとても夢がある業界です。
しっかりと計算されて作られた施設・ビジネスモデル。そして実現するスタッフがいて、それをゲストが楽しんでいる。夢のある業界を現実世界に実現し、そして継続し、発展させる。そのような日本の観光業界の一助となれば幸いです。
クオンホスピタリティ株式会社 代表取締役 城島 景明